私ども宝石の原産地輸入卸として４０年来卸売業を行って来ておりますので、卸価格を出品価格として設定させて頂きました。英国宝石学協会・鑑別資格ＦＧＡ、米国宝石学会・鑑別資格ＧＧを共に有し、皆さまから寄せられる宝石の鑑別業務はもちろん、鑑別の教育まで行っている本物の鑑別のプロが全て責任を持って鑑別を行い、その石の情報、データーを包み隠す事なく全てオープンにして全て卸価格にて出品して参ります。（ぜひ、デパート、宝石店で販売されている価格と比べてみて下さい。その安さがお分かり頂けると思います。）
また通常の卸価格で出品している品を即決バーゲンスタートにしてもらいたいと云うご要望があればお寄せ下さい。出来るだけお応えさせて頂きたいと思います。勿論、どうしても無理なものもあります、その点はご容赦下さい。         今回の石、ビルマ・モーゴクＭｏｇｏｋ産・非加熱のルビー、大きいサイズ、０．８０４カラット、４．２ｘ６．２ｘ厚み３．０ｍｍ、オーバルミックスカット。 なんだ、大きいって言って０．８０４カラットか・・なんて言わないで下さい。本物の非加熱ビルマ・Ｍｏｇｏｋ産ルビーで０．５カラットＵＰと言えば本当に十二分に大きいのです。 インチキ非加熱のビルマ・モンシュー産低温加熱ルビーや、あるいはぐんと安くなるモザンビーク産ルビーなどと一緒にしないで下さい。（ちなみに少しだけ世界のマーケットの暴露話をしますと…世界の一流オークションであるクリスティーズやサザビーズのオークションには例えばルビーであればビルマＭｏｇｏｋ産の非加熱のルビーでないとまず相手にされません。と云うよりも出品する方がタイやモザンビークのルビー、あるいはビルマ・モンシューの加熱ルビーなどですと恥ずかしくて出品出来ないと云うのが実情なのです。） 今回のルビー、ビルマ・モーゴクＭｏｇｏｋ産・非加熱ナチュラルカラーのルビーとして色の濃さが濃い方から６，５，４，３，２．．と分類して５－４、ごく少しピンク味に寄っているのでピジョンブラッドカラーと云う表現は避けますが、タイやモザンビークのルビーの様に黒くないと云う点で典型的なビルマ・Ｍｏｇｏｋ産非加熱ルビーの色と言えます。（ルビーの歴史的にはこの色こそをビルマのピジョンブラッドカラーと呼んで来ました） テリ・輝き、透明感やキズ、プロポーションなど品質を良い方からＳ，Ａ，Ｂ，Ｃ、Ｄ，．．．と分類してＳＡの特級品質ランクです。・・・さらに今回の様に、本物の非加熱・モーゴク産ルビーでこの様な大きさとなると本当にとんでもなく希少でとても高く評価されます。 時に石内部のインクルージョンが見えて写っていたりする事がありますが、これはどうしても石を拡大して内部を透かす様に写してしまう為で、肉眼で普通見て、見えるものではありません。１カラットあたり４５００００円として０．８０４カラットですから３６１０００円からのスタートとなります。 （ここで品質ランクについて、一つご注意願いたいのが、今回の様な本物の非加熱ビルマ産ルビーの品質ランク分類と、一般の加熱でインクルージョンを燃やして除去し、透明感の見事に作られたルビーに対する品質ランクでは、当然の事ですが１ランク、見方が違って来ます。つまり本物の非加熱ルビーでＡランクとしていても、加熱ルビーとしての感覚で見た場合にはＢランクに見える・・と云う様に。この圧倒的な希少性の違いから来るランクの見方の違い、と云う事をルビーに限らずサファイアでもあるのだ、と云う事をどうぞご理解下さい。特にそのズレが一番大きいのが、このレーザートモグラフィー分析による本物の非加熱ビルマ・モーゴク産ルビーに於いてなのです。ＦＴＩＲ分析による非加熱のビルマ・モンシュー産、モザンビーク産などはそれほどの大きいズレはありません。）



 加熱処理に依って色改良されていないナチュラルカラー、しかもルビーの歴史であのピジョンブラッドカラーと云う表現を生んだルビーの最高級ブランドの産地、ビルマ・モーゴク産のルビーです。（ところがそんなルビーの歴史などお構いなく、最近は一流の鑑別機関までもがモザンビーク産のルビーをピジョンブラッドカラーと表記しています。どうぞ皆さんルビーを買われる時はピジョンブラッドカラーと云う表示だけでなく産地、鉱区までご注意下さい。価値がまったく違いますので。）
最近は非加熱のルビーと言いましても、マダガスカル産、あるいはモザンビーク産などの価格が一桁も二桁も安いものが、しかも産地を曖昧にぼかされた状態で、あるいは時にはビルマ産と偽って、ただ非加熱、非加熱、と強調して売られている様ですが、やはり世界の一流オークションなどでも認められているのはこのビルマ（ミャンマー）のしかもモーゴクＭｏｇｏｋ鉱山産のものだけです（ビルマ産ではもう一つ２０年ほど前から登場したモンシューと云う鉱山があり、その鉱山産のものは９９パーセント加熱処理されているのですが、そのモンシュー産の低温加熱処理石を以下で説明します不完全なＦＴＩＲまでの分析で非加熱・ビルマ産ルビーと称してたくさん販売されていますから注意が必要です。ビルマ産非加熱のルビーと云う場合でもモーゴク産かモンシュー産かを区別しなければなりません。あるいはＦＴＩＲまでの分析でなく、レーザートモグラフィー検査がなされた分析書を付ける事です。さらに、最近蔓延している安価なモザンビーク産のルビーですが、これも産地の記載がないのをいいことに、堂々とビルマ・モーゴク産と偽って販売しているのが多々見受けられますが、これも中央宝石研究所などのレーザートモグラフィー分析を行う分析書で、産地記載を希望すれば記載してもらえますのでぜひそういうタイプの分析書を付けられる事をお薦めします。
あるいはその前にご自分で出来る簡単なチェック方法としては、もし紫外可視分光光度計のグラフが記載されているなら、そのグラフの一番左側の山の高さが、その右隣の山よりも低く、半分から４分の３くらいの高さまでならまずそのルビーはビルマ産ではありません。ビルマ産の場合はこの山の高さが右隣の山と同じくらいか、むしろ高くなります。（ただしビルマのモーゴク鉱区産とモンシュー鉱区産は同じです。）この山の高さこそが実はそのルビーの赤の鮮やかさの強弱を表しているのです。そして、その違いが産地による価値評価の違いとなっているのです。）勿論、非加熱を謳う鑑別書でＦＴＩＲの分析グラフもレーザートモグラフィーの検査写真も添付が無く、唯、非加熱ですと書いている様な鑑別書、分析書は論外です。外国の鑑別書にそう云うものが蔓延していますが、どうぞご注意下さい。

非加熱ナチュラルと称するルビーやサファイアはこのオークションでもたくさん出品されていますが、現在、日本の鑑別団体協議会ではそのルビーやサファイアがはっきりと非加熱であると云う事を謳うにはレーザートモグラフィー分析装置やＦＴＩＲ赤外分光光度計などの分析装置の検査に基づいてそれを証明しなければならないと規定しています。特に、それらの分析装置の内でも加熱、非加熱の最も有力な分析装置はレーザートモグラフィー装置と考えられているのですが、（と言うのも、最近ＦＴＩＲ・赤外分光で非加熱、レーザートモグラフィーで加熱と判定が覆される石が多く見られる様になり、ぜひ非加熱の分析書においては、このレーザートモグラフィー検査のなされた分析書を取って頂きたいと思います。ちなみに、それらの非加熱の分析書においては、何と記載されているかご存知でしょうか？決してその検査石が・・非加熱である・・とは書いていなくて、・・この検査機器までの検査では、加熱の痕跡は認められなかった・・と書かれています。つまり、ＦＴＩＲ検査だけの場合、レーザートモグラフィー検査などをやってみたら加熱の痕跡が見られるかも知れません、と云う意味合いの記載がなされているのです。）このレーザートモグラフィー分析装置を備えている鑑別機関がとても少ない現状なのです。（現在、この装置を備えている鑑別機関は中央宝石研究所、日独宝石研究所、東京宝石科学アカデミー、ＤＧＬ大阪、日宝協総合研究所、と私どもビルマジェムス・ラボラトリーの６社だけで、海外の鑑別機関はほとんど持っていません。・・また後半５社のレーザートモグラフィー分析装置は私どもから供給させて頂きました・・、中央宝石研究所、東京宝石科学アカデミー、そして私どもビルマジェムス・ラボラトリーではこのレーザートモグラフィー分析を行った、一般の鑑別書ではない、非加熱を証明する分析書を発行しています。その作成料金は中央宝石研究所で１６２００円です。それほどに非加熱の証明は難しく大変なのですが、それにもかかわらずこのオークションでもそう云う分析機器で検査されたものでもない単なる一般鑑別書と言える様な書面を付けて（何の分析結果も記載せず、勿論検査をしているのかどうかも怪しいものですが、ただ結果だけを・加熱の痕跡は認められない・と書いているだけなのです）、数多くの・・非加熱ルビー、サファイア・・・と称する石が売られています。つまり、ただ鑑別書が付いています、だけでは安心出来ない、どこの鑑別業者の、鑑別書ではない、分析書が（それもレーザートモグラフィー分析のなされた）付いているのかを選択しなければならない訳ですね。私どもビルマジェムスではこれら分析機器（紫外・可視分光光度計、赤外分光光度計、レーザートモグラフィー分析器、カソードルミネッセンス分析器、蛍光Ｘ線分析器などなど）を各種備え、自社で鑑別書、分析書の発行まで行っております。当オークションで出品しております、非加熱のルビーやサファイアも全てレーザートモグラフィー分析器などの厳重な検査の結果、出品させて頂いておりますが、もし分析書をご希望と云う場合は、私ども発行の分析書は１万円で、また先に書きました中央宝石研究所などの分析書ご希望の場合はそれぞれの別途実費にてお受けさせて頂きます。（なお私どもビルマジェムスでは上記レーザートモグラフィー分析装置やカソードルミネッセンス分析装置といった分析機器の開発・製造まで行い、鑑別団体協議会加盟の鑑別機関に供給・販売を行っております。勿論、鑑別機関のみでなく、宝石売買の業者の方、一般の方にも販売、そしてその使用の技術指導まで行わせて頂きますので、ご関心のある方は私どもまでお問い合わせ下さい。)



          ★★鑑別書につきまして★★ 私どもビルマジェムス出品の全ての石につきまして（以前に私どものオークションで落札頂いた石も全て）、すでに鑑別部門・ビルマジェムスラボラトリーの下見検査・ソーティングを受けているものとして扱わせて頂いております。私どもオークションで販売の全ての石に必ず添付させて頂いている・・石名、カラット、サイズ等が記載されたメモを添付してお申し込み頂くと、正式な鑑別書（各検査項目を＊印で済ませた簡易タイプの鑑別書ではなく、全て詳しく検査結果を記載したフル鑑別書です）を１５００円で作成させて頂きます。（但しこの場合、カバー無しのタイプとなっておりますのでブック式のカバーご希望の場合はプラス５００円となります）同様にルビー、サファイアの非加熱・産地記入の分析書は７０００円にて作成させて頂きます。詳しくは、私ども出品中の鑑別・鑑定の受付出品をご覧下さい。鑑別のお申し込みと云う事での改めての鑑別・鑑定申し込み落札はされない様、ご注意下さい。 ★★加工について★★ 落札された石の加工につきまして
(リング、ペンダント等ジュエリーへの加工です。石の研磨・カットは行っておりません。)
も、自社で加工職人を置きまして大阪・南船場の卸し価格にて承っております。
石を落札後、加工のお見積もりに入らせて頂きます。 ★★落札のご案内★★  
私どもから最初の落札ご連絡は致しません。ご注意下さい。まず取引ナビか連絡掲示板から、あるいは次のアドレス宛、ご住所、お名前、番号、お送りの方法、ご希望の振込み先をお知らせ下さい。またお取り置きご希望の場合はその旨、まずご連絡をお願い致します。  ｂｕｒｍａｇｅｍｓ＿ｎｅｗ＠ｙａｈｏｏ．ｃｏ．ｊｐ   ＊評価＊ につきまして、私どもの方から評価はお入れしませんので、ご希望の方はお申し付け下さい。どれだけ落札からお時間が経っていてもお申し出頂けば評価させて頂きます。     ★★消費税★★ 消費税につきまして、  
これまで同様消費税は不要と云う事でやって行きたいと思います。 ★★お取り置き★★ 複数ご入札、落札についてのお取り置き期間は１０日間程度とさせて頂きます。
その場合、ご精算は最後に取りまとめてで結構ですが（ただしかんたん決済は決済期限がありますので、一点ごとに早めにご決済下さい。取り置きの落札二点目からは送料０円となります。）、 最初にお名前、ご住所などのご連絡を必ずして置いて頂きます。 （その連絡を頂いていない場合は取り置きとなっておりませんので、くれぐれもご注意下さい。）
また、３日以上のお取り置き分に付きましてはオークションの性質上キャンセルはご遠慮下さい。 ★★お送り★★ 
  お送りの方法・種類につきまして、石は全てビニール袋・エアークッションでつつんでのお送りとなります。     定形外普通郵便１２０円（補償なし・追跡）  レターパック３６０円（追跡機能あり、郵便受箱（ポスト）投函（厚み３ｃｍまで））同梱３０個くらいまで可能
佐川急便・宅配便（追跡機能あり、受領印または署名にて受け渡し。実損額補償付。配達日時指定可）同梱個数制限なし ゆうパック便・ご住所をご連絡頂きました後、送料をお知らせさせて頂きます         ビルマジェムス ５４２－００８１ 大阪市中央区南船場２－１１－９ チサンマンション心斎橋４２２ ０６－６２４１－０６７８